お昼にR先生が訪ねて来られ、ご飯に誘って頂いた。食事の最中にサマースクールに申し込んだか聞かれる。申し込みの締切りは昨日だったようだ。しまった!申し込んでいない。でも大丈夫、まだ間に合うみたい。数学科のマネージャーのPさんの所にすぐ行けと指示を受ける。私が「Prof. Pxxxxxですね?あれ?でも数学科のトップはあなたなのでは?」と確認したらR先生は「彼は教授じゃなくて事務方(administration)のトップ。私は数学科全体の責任者だから彼のボス。でも面白いからProf. Pxxxxxxって呼びかけてごらん。すごく真面目な顔で呼びかけるんだよ(ニヤリ)。」...だって(^^)。彼はこういうイタズラが好きみたいだ。で結果はどうなったかというと、「Are you Prof. Pxxxxxx?」との質問に「Yes!」という返事が返ってきた。??。訂正するのも面倒くさかったのかもしれない。
サマースクールは「幾何学における群作用と表現論」について。来月半ばにノルウェー西岸の小さな町Nordfjordeidで行われる。リー群・リー環でお馴染みのSophus Lieの生誕の地であると同時にフィヨルド観光の町として有名らしい。私はリーがノルウェー人だったことを始めて知った。フィヨルドも見れて数学の勉強もできて一石二鳥かな?ノルウェーの数学者について少し調べてみた。アーベルはもちろんのこと、数論で有名なセルバーグもこの国の出身らしい。ノルウェーはアーベル賞を創設した国でもあるし、数学の伝統を大事にしている国だと思う。アーベル賞といえば、先日アーベル講演への招待状が届いた(写真)。今月21日はオスロ大学で開かれる受賞者による講演に行く予定だ。
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