2008-09-14

Galley Proof

某雑誌から届いたゲラ刷りをチェックしているのだけど、こちらが提出した最終版から変更されている箇所が大量に見つかった。しかも目立たないように変更されているので、チェックに一瞬たりとも気が抜けない。まるでちょっとした間違い探しゲームみたいなものだ(笑)。雑誌にはProduction Editorという肩書きの人がいて、その人が原稿を組んでいる。私は英文を書くときコンマをあまり入れない主義なのだけど、徹底的にコンマを入れられたorz。図や表の位置が変わっていたり、§がSectionになっているくらいならまだいいのだけど、数学の内容が変わってしまった部分があった。sheaf Homを意図して柔らかいHomを使っていた部分が、group Homになっていたり、関係代名詞の制限的用法が非制限的用法に変わっていたりともうメチャクチャ。昨日から必死こいて直している。一週間以内(水曜締切り)に訂正を送らないとそのまま出版するか、後の号に回すと脅されているので、もう必死。今回の論文を雑誌に投稿した時の編集者は、現在は私のご近所にいたりする(^^)。こちらのP先生である。投稿時に大変お世話になったので、お礼も兼ねてゲラ刷が届いた事をご報告したのだが、先生も雑誌社からの校正に納得が行かないご様子だった。

0 件のコメント: