イギリスに到着した。朝9時前にオスロの宿舎を出て10時前に飛行場に到着。昨日のうちにオンラインでチェックインし、荷物を預けるだけだったので、搭乗時間までかなり時間が余った。オスロからヒースローまでは2時間20分の空の旅。思ったより長旅だった。飛行機の座席で前になったノルウェー人の女の子の行儀が悪くて閉口した。小学生くらいだと思うけど、足は前の座席の上に投げ出すわ、手すりの上を立って移動するわで飛行機内で考えられるあらゆる悪さをしていた。親が注意しないので添乗員に注意される始末。ちゃんと子供をしつけましょう。
ノルウェーはEUには加入していないので、イギリスへの入国審査ではきっちり審査された。預けた荷物は4番目に出てきた。私の荷物はいつも最後の方に出てくる事が多いので、こんなに早く荷物を受け取ったのは初めてだ。おかげで一つ前のバスに乗ることができた。National Eepressという会社のFlight Link Corchというサービスを利用した。何故か片道の運賃(29£)よりも往復の運賃(26£)の方が安い!?帰りのバスの時間が分からなかったので、帰りをオープンにした切符(38.5£)を購入した。いつものバスルートで交通事故があったらしく、異なるルートを通ってCoventryのPool Meadow bus stationまで来た。運転手さんは大変真面目な方で、ルート変更に伴うスケジュールの遅延を分単位で乗客に報告し、丁寧な謝りの言葉を述べていた。乗客もその真摯な乗務態度に好感を覚え、最後のバス停では運転手に対し感謝の拍手をもって応えた(^_^)。ノルウェーは時間に不正確なのがデフォルトなので、こういうことは無いなあ(笑)。コベントリーで10年前の記憶を頼りに少し歩いてみた。大聖堂(写真)の辺りは昔歩いた記憶がある。(大学へ向かう)バス停の位置が思い出せずあきらめてタクシーに乗った。大学について部屋で荷物の整理をしていると、不意に窓の外からM先生の懐かしいお声が聞こえた気がした。あわてて外に飛び出るとLさんと談笑中のM先生を発見。挨拶をし夕飯をご一緒させて頂いた。3ヶ月ぶりの再会とあって話は尽きず、気がついたら8時を回っていた。先生とはそこでお別れしてGibbet Hilキャンパスの方へ散歩がてら歩いてみる。すると懐かしい光景が次々に目に飛び込んできた。数学科の中身はメインキャンパスに移ったが、まだ建物自体は残っていた。建物と周囲の美しい自然、そしてカモの糞にまみれた小道は10年前と全く一緒である。まるでここだけ時の流れが止まっているようだ。あの頃の私は若かったなあ...と暫し思い出に浸り宿舎に戻った。研究集会は明日11時からスタート。初っ端はM先生の講演。
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