2008-08-24

秋晴れの日曜日

昨日は早めに床に着いたおかげで、少し休めた。だが相変わらず頭がふらついている。今日のオスロは気持ちの良い秋晴れの一日となった。午前中は洗濯をしたりして昼過ぎまでゴロゴロしていたが、せっかくの天気なので昼食を取る目的も兼ねて外出した。一週間に一回くらいは、学外でご飯を食べるくらいの贅沢はあってもいいだろう。宿舎から大学まではいつも地下鉄(T-bane)を利用している。今日は散歩目的で宿舎のあるKringsjaから大学のあるForskningparkenまで歩いてみた。地下鉄だと10分の距離だから歩けないことはないだろうと歩き始めたら、天気が良かったおかげで、気持ちの良い散歩になった。宿舎は小高い丘の上にあるので、大学まではなだらかな坂を下りていく。途中道端に生えている黄色い花や小さいトマトのような実を蓄えている植物を観察しながら、のんびりと下りていったら40分くらいで大学の最寄り駅に到着した。今後ももし天気がよければ地下鉄を使わずに散歩がてら歩いて大学まで通っても良いかもしれない。定期があるから帰りは地下鉄に乗れば良い。体調の悪いときにあまり無理をするのもなんなので、ForskningparkenからMajorstuenまで(2駅分)は地下鉄に乗った。先週の日曜と同じ中国料理店に入りランチ(75NOK,約1500円)を注文した。その後、大学のあるBlindernまで戻ってちょっとお仕事。

最近になって判明したのだが、休日の研究所の玄関の出入りに必要なIDカードがなんと図書室のドアにも有効であった。つまり数学科の図書室が24時間使い放題ってこと!長い夏季休業期間中にこの事実を知らなくて、だいぶ損をした。誰も教えてくれないものだから、この前友人と一緒に図書室に出かけて始めてわかった。もっと最初の頃に知っておけば、図書室を有意義に使えたのに...残念。今日もカードを使って誰もいない休日の図書室に入り、一人静かな時間を過ごした。本や雑誌に囲まれているとなんか落ち着くのはもはや職業病の域?(笑)。古い本独特の匂いが、自分は好きである。秋独特の柔らかい日差しと心地よい風を感じながら、のんびりと本を読む。

9時ごろに帰宅するとMillicentが心配して待っていた。今朝頭がふらつくと話したので、気にしてくれていたようだ。何度も部屋を訪ねてくれたみたい。「あれほど今日は休むようにと言ったのに...」と膨れっ面をして、まるで母親のようだった。

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