2008-08-30

Hovedøya

快晴の土曜日。一週間分の洗濯物を洗い終えほっと一息ついていると、Andreaからメールが入ってきた。「天気が良いのでHovedøyaに散策に行かないか?」とのお誘い。Hovedøyaはオスロフィヨルド内の小さな島である。前から行ってみたかったので、もちろんオーケーの返事をした。


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12時半に地下鉄Nationaltheatletの前で待ち合わせ、海沿いの道を歩いて行くと、港に豪華客船が停泊していた。Andreaから聞いたところによると、年配の夫婦など経済的に余裕のあるものは船の一室を購入し、自分たちで所有することもあるらしい。なんともスケールの大きな話だ。Hovedøyaに行くにはVippetangenという波止場からボートに乗る。乗船時間は5分(92番)もしくは20分(93番)。我々の乗ったボートは93番だったので、他の島経由でぐるぐる大回りしたが、その分だけ船の旅を満喫した(^^)。2階部分のデッキに座ったが、空気もカラッとしていて頬に当たる潮風が心地良かった。時間帯も昼過ぎだったので、海上にはセーリングボートやクルーザー等の多くの船が出ていた。船上でランチを楽しむ人もいて、実に優雅である。

島に到着し、船着場からオスロ市街を眺めた。写真からもわかるように市街地からそれ程遠くない。島には緑があふれ、様々な植物が育っていた。牧場もあり、羊が放牧されていた。電流を流した囲い(必要あるのか?)を除けば、のどかな風景である。Hovedøyaは海水浴場があることで有名である。夏の間はオスロ市民にとって人気の海水浴スポットだ。夏も終わり水も冷たくなったが、それでもまだ海水浴客の姿が見られた。島には遺跡が存在する。12世紀に立てられた建築物(教会)で現在は壁の部分しか残っていないが、説明によると当時は多くの修道僧が教会に在籍し、この島で生活しながら修行していたそうだ。島の滞在時間は約4時間程だったが、島内を散策したり、岩の上に座って数学の話をしたり、はたまたサッカーをしたりとなかなか盛りだくさんの内容であった。夕方に島を出て、AkerBryggeの近くのピザ屋で夕食を取った後、宿舎に戻った。運動もしたし、自然とも触れ合うことができたのでなかなか良い休日だった。

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