2008-08-16

Kringsjåの人々

すっかりブログの更新をサボっていた。特に忙しかった訳でも無く、特記する事が何も無かったのが原因かもしれない。4ヶ月が経過しすっかりノルウェーの生活に馴染んだ気がする。来た当初の様なドキドキ感は薄れてきたけど、毎日毎日が楽しくてあっという間に過ぎて行く。大学や宿舎での友人達との付き合いが増えてきたおかげだろう。食事に誘ったり誘われたりする機会が増え、食堂でポツンと一人でご飯を食べる機会が減ってきた。毎日が充実して居るように感じる一方で、残り少ない滞在期間で如何に研究を進めるか?という焦燥感も感じている。

私が現在住んでいるKringsjå宿舎の廊下は、今とても賑やかだ。そろそろこちらの新学期が始まるので、8つある部屋の全てが入居者で埋まった。部屋のいくつかは夫婦や家族、それに複数の学生が借りて暮らしているので、廊下全体だとかなりの人数になる。今の入居者の構成はこんな感じ。
  1. ノルウェー人の男子学生
  2. オランダ人の男子学生
  3. オランダ人の女子学生
  4. エチオピア人家族(キッチンとバス・トイレは他の部屋と別)
  5. カメルーン人家族4人(うち一人は赤ちゃん)
  6. カメルーン人男子学生2人
  7. ガーナ人夫婦(MillicentとBernard)
1,3,4,6が最近新しく入って来た人々。この建物は単身者が借りて住む決まりになっているが、それほど厳密には守られていない。ノルウェーでの高い家賃を安くあげる為、もしくはそもそも宿舎に家族用物件が不足している為に、複数の学生が単身用の部屋を一緒に借りて住む事は良くある。ただしバス・トイレは2部屋に1つしかない。ペアを組む部屋によっては多少の不便が生じる。私がペアを組むのは#1のノルウェー人。彼はマナーも良く静かな人なので大変助かっている。私は相手が2人ならまだ我慢できるけど、4人の場合はさすがにつらいな。スゴいのが#6と#7がペアになっていること(笑)。キッチンに関しては#5以外の7部屋が共同で使う。時間帯によっては混雑するので、順番待ちをしたり、時間をずらしたりという工夫も必要だ。最初は待ち時間がストレスだったが、他の入居者と親しくなるに連れだんだん気にならなくなってきた(^^)。順番を待っている間も会話していると案外すぐだし、一緒にご飯を作ったり、互いにご馳走したりの機会も増えた。この前も仕事でくたくたになって夜遅く帰宅すると、Millicentがチキンのローストを私の為に取っておいてくれた。今朝は土曜で時間の余裕があったから、私が彼女と旦那、それに来客二人分のサラダを作ってこの前のお返しをした。っとまあこんな具合だ。Millicentにはすっかり気に入られ、最近は何故か(?)My Sonと呼ばれるようになった(笑)。実際は私の方が7つも年長だけど年はまったく関係無い。

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