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ノルウェーでの生活、日々の出来事、数学に関連する話題などを書き綴ります。
しかし前回マリモを体験したのは大きかった。見慣れたせいもあると思うが、前回ほど違和感がない。前回の様な落ち武者スタイルでは無いし、頭も軽くなった。そう思うと満更悪くない気がしてきて、会計の時までは気分も晴れやか。会計はカットだけで350NOK(約7000円)。。。。orzやはり現実はそう甘くない。
午前中はカフェにこもって研究。カフェは某有名ガイドブックにも載っているカフィストーヴァ(Kaffistova)である。店内がガラス張りになっていて、明るい感じの店なので初めての客でも入りやすい。観光客だけでなく地元民も結構利用するみたいだ。
有名なメニューはミートボール(137NOK、約2740円)。
私も一度食べた事があるがまあまあの代物。ミートボールは味付けが塩辛く曲があるかも。付け合わせのえんどう豆のペースト(大量)は私は苦手である。今日の私はというと、コーヒーとクッキー1枚(計32NOK、約640円)を注文し、昼過ぎまで店内で粘った。通りに面した明るい1階に加え、地下にもテーブルと椅子があるのは意外と知られていない!?地階の方が客も少なく、静かで落ち着いた雰囲気なので私のお勧めだ。実際今日など私以外誰も客が居なかった。
最後に泳いだのは学部生の頃だから大昔。たぶん泳げると思うけど、ちょっと不安。
出発時間を過ぎてもなかなか飛行機が飛ばなかった。猛烈な睡魔に襲われウトウトしていたが、気がつくとまだ陸の上...そんなのを何回か繰り返し、結局40分くらい遅れて出発した。なんでも飛行場内が混んでいて離陸の為の順番を待っていたとか。隣の席の素敵なおじ様とお話しながら帰ってきた。数学をやっていると話すと、一体どんなことを研究しているのかと少し詳しいことを尋ねられて困った(^_^)。どんな風に説明したかは内緒にしておく(恥ずかしいので)。その後は奥様も含め3人で空港からオスロ中央駅までを一緒に旅した。お二人は米国在住でノルウェーを旅行される。仲の良い素敵な夫婦だった。
生憎の雨だったが、シェークスピアが住んでいた家や博物館などを見学し、その後夕方からは劇場でRoyal Shakespeare Companyによる「Merchant of Venice(ヴェニスの商人)」を鑑賞した。演者がスーツやネクタイを着たやや現代的な演出だった。劇中の台詞は残念ながらほとんど聞き取ることができなかったものの、ストーリーを予習していたおかげで、内容を把握することができた。迫力のある演技を思う存分に楽しんだ。
Kenilworthは私たちに取って思い出の町であり、ここに来ないとなんかWarwickに来た気がしない。Kenilworthに行くためのバス停留所で時刻表が二つあり、どちらが正しいのかがはっきりせずに戸惑った。4人であれこれ悩んでいるうちに、期待していたバスが来て真相は結局うやむやに。今日は天気がすこぶる良かった。Abbey fieldの緑も美しく、やっと夏のイギリスらしい景色を見ることができた。Clocktowerの前で降りると、昔の記憶を頼りにメインストリートを歩き、まずはインド料理店の位置を確認した。夕飯の時間には少し早かったので、パブに入りビールを頂いた。イギリスのビールは安くて美味い。屋外でテーブルを囲んでのゆったりとした一時。
KenilworthにはR先生のご自宅があるので、パブを出た後フラッと寄ってみたが、不在のご様子だった。その後は目的のインディアンへ。10年前のウォーリック滞在中先生と一緒に幾度か訪れた店である。以前と一緒の店内やおつまみを懐かしく感じた。King Prawn Masalaを注文した。美味しいものを久しぶりに食べ、幸せな気分(*^_^*)。その後タクシーで大学まで戻る。

建物の前に芝生と噴水があり、居心地が良い。建物内は昔のウォーリックの雰囲気が残っていた。
至る所(廊下など)に黒板と椅子があり、すぐにでも討論が始められそう。大学院生が学部生の演習を受け持つSupervisionという制度があり、その為の空間にもなっている。コモンルームや、そこで開かれる3時のティータイムの習慣は10年前と全く一緒で懐かしかった。今日の講演は聞きごたえのある講演ばかり。久しぶりに代○幾○の講演をたくさん聞けて充実した一日だった。日本からの参加者は4人。皆さんと一緒に楽しいひとときを過ごした。
思ったより長旅だった。飛行機の座席で前になったノルウェー人の女の子の行儀が悪くて閉口した。小学生くらいだと思うけど、足は前の座席の上に投げ出すわ、手すりの上を立って移動するわで飛行機内で考えられるあらゆる悪さをしていた。親が注意しないので添乗員に注意される始末。ちゃんと子供をしつけましょう。
(大学へ向かう)バス停の位置が思い出せずあきらめてタクシーに乗った。大学について部屋で荷物の整理をしていると、不意に窓の外からM先生の懐かしいお声が聞こえた気がした。
あわてて外に飛び出るとLさんと談笑中のM先生を発見。挨拶をし夕飯をご一緒させて頂いた。3ヶ月ぶりの再会とあって話は尽きず、気がついたら8時を回っていた。先生とはそこでお別れしてGibbet Hilキャンパスの方へ散歩がてら歩いてみる。すると懐かしい光景が次々に目に飛び込んできた。数学科の中身はメインキャンパスに移ったが、まだ建物自体は残っていた。建物と周囲の美しい自然、そしてカモの糞にまみれた小道は10年前と全く一緒である。まるでここだけ時の流れが止まっているようだ。あの頃の私は若かったなあ...と暫し思い出に浸り宿舎に戻った。
研究集会は明日11時からスタート。初っ端はM先生の講演。
来週7月6日〜12日はイギリスに滞在し、その間Warwick大学で開かれるモジュライのワークショップに参加する。今日はその為の下準備を少々。今回は講演する訳では無いので、準備と言っても旅の準備のことである。バスの時間を調べたり、滞在先の宿舎の電話番号を控えたりと言った程度である。オスロのガーデモエン空港からロンドンのヒースロー空港までは飛行機で2時間20分の予定。Warwick大学には1997年秋から1998年春まで滞在していた。今回は約10年ぶりの滞在なので、大学(や周り)がどのように変わったか見るのも楽しみの一つである。久しぶりにM先生にお会いする。